一番仕事ができる人を管理職にして、うまくいきましたか
更新日:2 日前
経営者・人事の悩み
営業成績が一番の社員を課長にした。ところが半年たっても部下は育たず、本人は以前より忙しそうにしている。部署の数字も伸びない。「人選を間違えたのか」と感じている経営者や人事責任者は少なくありません。
なぜ起きるのか
人選の誤りではなく、役割の切り替えが起きていないことが原因です。
優秀な社員は、「自分でやって成果を出す」ことで評価されてきました。管理職に求められるのは、「人を通じて成果を出す」ことです。これは、評価されてきたやり方とは逆の動きです。
会社がこの違いを伝えないまま昇進させると、本人は今までどおり自分で動き続けます。そのほうが早く、確実だからです。部下は仕事を任されないので育たず、課長は自分の担当と管理の両方を抱えて忙しくなります。「任せる・育てる」が起きないのは、本人の意欲の問題ではありません。
経営・人事にできること
1. 昇進の時点で、期待する役割を言葉にして渡す。「あなたの成果」ではなく「チームの成果」で見ることを、辞令と一緒に伝えます。
2. 本人が抱えている担当業務を、期限を決めて減らす。任せる時間がなければ、任せることはできません。「3か月後までに担当顧客を半分にする」のように、目安を決めます。
3. 最初の半年は、上司が月1回、任せ方について話を聞く。数字の報告とは別に、「誰に何を任せたか」「どこで迷ったか」を聞く場を持ちます。
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なぜ優秀な社員を管理職にしても、うまくいかないのか?
